顔の印象に大きな影響をあたえる口元のたるみ。

「マスクをとったらイメージがかなり違った」という経験はないだろうか。

パソコンやスマホに一日向き合って無表情な状態が続いている人は特に注意が必要かもしれない。

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表情筋といわれる顔の筋肉が衰え、口元周りのしわやほうれい線が目立ちはじめ、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあるのだ。

そこでアンチエイジングデンタルクリニック恵比寿の小川朗子院長に、毎日手軽にできる表情筋のトレーニングを教えてもらった。

しわやたるみは表情筋の低下が原因

「顔にしわやたるみが現れるのは、表情筋の低下が原因です。体と同様に顔の筋肉も使わなければ委縮してしまいます。

口元の筋肉を鍛えれば、日ごろの表情グセでついてしまったしわやたるみを改善することができますよ」

アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿・小川朗子院長
アンチエイジングデンタルクリニック恵比寿・小川朗子院長

顔の筋肉は約70%が口の周りに集中している。

口元の筋肉をバランス良くトレーニングすれば、しわやたるみを予防するだけでなく、老化を防ぐ成分(神経成長因子NGFやEGF、ラクトフェリン、コエンザイムQ10)が含まれる唾液の分泌が促進され、若返りにも効果があるという。

まずは、頬のリフトアップや唾液の分泌に効果がある歯肉マッサージを紹介しよう。