秋田県大館市でニンニクの収穫時期を迎え、農家が作業に追われています。

大館市と北秋田市で生産されている「あきたしらかみにんにく」は、糖度が高く、まろやかな味わいが特徴です。

大館市の農業生産法人「えつりファーム」の畑では、6月18日にニンニクの収穫が始まり、いまが最盛期です。

雪の下で冬を越すことで甘さが増す「あきたしらかみにんにく」。この冬は例年より雪が多かったものの生育は順調です。

収穫したニンニクは手作業でサイズごとに分けられ、茎などが取り除かれます。作業にあたる人は「茎と実の間の部分の長さをそろえることを気を付けている」と話していました。

生産者は加工品の開発・販売にも力を入れていて、出荷量の増加とともに販路拡大を目指しています。

えつりファーム・三橋力也さん:
「少しずつ県内での知名度が広がってきているので、全国の人にお届けできたらうれしい。しらかみにんにくは、火を入れるとおいしくなるのでホイル焼きやアヒージョも良いが、刺身がおすすめ。水ダコなどと食べるのが好きなので、ぜひ変わった食べ方をしてほしい」

ニンニクの収穫は7月初旬まで続き、3週間ほど乾燥したあと、全国に向けて出荷されます。

秋田テレビ
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