慰霊の日の23日名護市にある南燈慰霊之塔では沖縄戦に動員され犠牲になった学徒たちの慰霊祭が執り行われました。
名護高校の前身県立第三中学校と県立第三高等女学校では、沖縄戦などで在校生や卒業生が鉄血勤皇隊や通信隊、看護要員として動員され375人が命を落としました。
23日、校内にある「南燈慰霊之塔」では慰霊祭が執り行われ、遺族や関係者、名護高校・桜中学校の生徒たちが参列しました。
名護高校 齋藤華音さん:
どうすれば、私たちは本当に「戦争を知らない」だけでなく、「平和を守る責任を持つ世代」になれるのか。きょうはそのことについて問いたいと思います
兄を亡くした新垣悦子さん(85):
世界が平和であるようにお兄さんの力をもっともっとこれからもどうぞ与えてくださいと、宜しくお願いしますと心の底から叫びました
参列者は三中と三高女の校歌を歌い恒久平和を願いました。