歴代国王の位牌を祀り琉球王国の国廟と称された那覇市泊の「崇元寺跡」が、国の史跡に指定されることになりました。
渡辺マリナアナウンサー:
国際通りに近い那覇市泊にある崇元寺跡。このたび崇元寺公園とその隣接地一帯が国の史跡に指定されることになりました
崇元寺は臨済宗の寺院で沖縄戦で失われましたが、三連のアーチ門と東側下馬碑は沖縄の代表的な石造建築の一つとして国の有形文化財に指定されています。
4年前の実施された調査で崇元寺公園の地下には、崇元寺の遺構が状態良く残っていることが確かめられ、「崇元寺跡」が新たな国の史跡に指定されることになりました。
那覇市 知念市長:
那覇のいいところと言うのは都市化したところにこういう貴重な遺産がある。それと共存するような街をどうやって創り上げていこうか。そこをしっかり皆さんと議論しながら作り上げていきたい
那覇市で国の史跡に指定されるのは、2018年の「弁之御嶽」以来となります。