読谷村にある沖縄県の不発弾保管庫で起きた不発弾の爆発事故を受け、中谷防衛大臣が23日地元の市長村長らに陳謝しました。
9日、読谷村の嘉手納弾薬庫地区にある県の不発弾保管庫で、不発弾のサビを取る作業中に爆発が起き自衛隊員4人がけがをしました。
不発弾の処理作業にともなう初の事故を受けて中谷防衛大臣は23日現地を視察したあと、周辺自治体の市町村長と面談しました。
読谷村の石嶺村長は「村民に大きな不安を与えた重大な事案だ」と述べ、安全対策の徹底を求めました。
中谷防衛大臣:
周辺地域の皆様にご心配をおかけしたことを心からお詫びを申し上げます。再発防止に全力を尽くすとともに、万が一事故が発生した際は地元の皆様に適切に情報提供を行うよう努めてまいります
また市町村長からは嘉手納基地の騒音の解消やアメリカ兵による事件事故の未然防止を求める声があがり、中谷大臣は、「基地負担を担っていただいていることを重く受け止め、アメリカ側に適切な対応を求める」と述べました。