農林水産省によりますと、全国のスーパー1000店で15日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、前の週より256円値下がりした5キロあたり税込み3920円でした。

4000円を切るのはおよそ3か月ぶりで、農水省は割安な備蓄米が店頭に並び始めたことが背景にあるとしています。

その備蓄米、沖縄県内では24日からイオン琉球でも取り扱いが始まりました。

イオン琉球は政府の備蓄米1000トンを随意契約で調達し、24日から2021年産の古古古米の販売をスタートしました。

イオン那覇店では午前9時からの販売を前に200人以上が列を作りました。

備蓄米を購入した人は:
もっと買いたいです。子どもが6人いるのでコメは週に5キロ以上なくなります

備蓄米を購入した人は:
うちはまだ大人2人でたくさん消費するほうではないのでどうにか乗り切っていますけど(国産の)銘柄米が安くなってほしい

イオン那覇店 泉智文店長:
主食であるコメを多くのお客様にお値打ちと感じていただける価格で提供することが私たちの使命です。これからも出来る限り多くのお客様に販売できるように体制を整えていきたい

販売された備蓄米は5キロ1袋・税込み1922円で、用意された1000袋は午後2時に完売しました。

今回売り場に並んだのは、確保した1000トンのうちおよそ80トン分で、イオン琉球では入荷次第、速やかに販売体制を整えたいとしています。

沖縄テレビ
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