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プレスリリース配信元:株式会社 明日香

~単なる「遊びの場」を超えた地域コミュニティ拠点としての機能が明らかに~

 株式会社明日香(本社:東京都文京区、代表取締役:萩野 吉俗、https://www.g-asuka.co.jp/index.htm)が運営する子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ(https://konnect-labo.jp/)」は、自治体が運営する遊び場施設の利用経験がある、未就学児・小学校低学年の子どもがいる保護者109名を対象に、地域の遊び場の役割と効果に関する調査を実施しましたので、お知らせいたします。



- 01|保護者の約9割が、自治体が運営する地域の遊び場を「子どもが自由に遊べる場所」として利用
- 02|94.5%が、地域の遊び場は「子どもの成長や発達にとって重要」と回答、うち70.9%が、「子どもが自分で選んで自由に遊べる環境」を重視
- 03|地域の遊び場の利用による保護者自身の変化、「子どもの新たな一面を発見」(39.4%)や「他の保護者との交流」(33.9%)など


本調査のダウンロードはこちら:https://bit.ly/3FPA3Bp


■調査概要

- 調査名称:地域の遊び場の役割と効果に関する調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年6月6日~同年6月6日
- 有効回答:自治体が運営する遊び場施設の利用経験がある、未就学児・小学校低学年の子どもがいる保護者109名


※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「子ねくとラボ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://konnect-labo.jp/


■約6割が、自治体が運営する遊び場施設を「月1回以上」利用

 「Q1.あなたが、自治体(区市町村)が運営する地域の遊び場施設を利用する頻度を教えてください。」(n=109)と質問したところ、「月に1回程度」が20.2%、「月に2回~3回程度」が16.5%という回答となりました。

Q1.あなたが、自治体(区市町村)が運営する地域の遊び場施設を利用する頻度を教えてください。

- 週に3回以上:7.3%
- 週に1回~2回程度:14.7%
- 月に2回~3回程度:16.5%
- 月に1回程度:20.2%
- 2か月~3か月に1回程度:4.6%
- それ以下の頻度:32.1%
- わからない/答えられない:4.6%


■約9割が、地域の遊び場を「子どもが自由に遊べる場所」として利用

 「Q2.あなたが地域の遊び場施設を利用する主な目的を教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「子どもが自由に遊べる場所として」が89.9%、「子ども同士の交流の場として」が30.3%、「自宅では体験できない遊びができる場所として」が29.4%という回答となりました。

Q2.あなたが地域の遊び場施設を利用する主な目的を教えてください。(複数回答)

- 子どもが自由に遊べる場所として:89.9%
- 子ども同士の交流の場として:30.3%
- 自宅では体験できない遊びができる場所として:29.4%
- 親子で一緒に遊ぶ場所として:26.6%
- 親同士の交流の場として:20.2%
- 子育ての相談ができる場所として:11.9%
- 一時的に子どもを預けてリフレッシュするため:8.3%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:3.7%


■遊び場の利用による子どもの成長、第1位「他の子どもとの関わり方を学んだ」

 「Q3.地域の遊び場施設を利用したことで、お子さまに見られた変化や成長があれば教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「他の子どもとの関わり方を学んだ」が39.4%、「年齢の異なる子どもと関わるようになった」が31.2%、「社会のルールを学ぶようになった」が22.0%という回答となりました。

Q3.地域の遊び場施設を利用したことで、お子さまに見られた変化や成長があれば教えてください。(複数回答)

- 他の子どもとの関わり方を学んだ:39.4%
- 年齢の異なる子どもと関わるようになった:31.2%
- 社会のルールを学ぶようになった:22.0%
- 運動能力が向上した:17.4%
- 自分で考え行動する力がついた:13.8%
- 言葉や表現力が豊かになった:12.8%
- 集中力や持続力が向上した:8.3%
- 想像力や創造性が豊かになった:6.4%
- その他:0.9%
- 特に変化は見られない:24.8%
- わからない/答えられない:6.4%


■「知らない子どもに自分から話しかけたり、一緒に遊ぶようになった」や「歩き回れるようになって、人見知りが減った」などの成長も

 Q3で「特に変化は見られない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.お子さまの変化や成長について、具体的な内容があれば教えてください。(自由回答)」(n=75)と質問したところ、「知らない子どもに自分から話しかけたり、一緒に遊ぶようになった」や「歩き回れるようになって、人見知りが減った」など57の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 知らない子どもに自分から話しかけたり、一緒に遊ぶようになった。
- 物の取り合いになったら譲る、泣いている子が居たら近づいて頭を撫でてあげる。そう言った行動が見られるようになった。
- 歩き回れるようになって、人見知りが減った。
- 集中して遊べ、手先も器用になった。
- 言葉が遅かったが、言葉が増えた。
- おもちゃの貸し借りを自然に覚えた。
- 年上の子と触れ合い、喋りや指の使い方を覚えた。


■94.5%が、地域の遊び場は「子どもの成長や発達にとって重要」と回答

 「Q5.地域の遊び場施設は、お子さまの成長や発達にとって重要だと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常に重要だと思う」が45.0%、「やや重要だと思う」が49.5%という回答となりました。

Q5.地域の遊び場施設は、お子さまの成長や発達にとって重要だと思いますか。

- 非常に重要だと思う:45.0%
- やや重要だと思う:49.5%
- あまり重要だと思わない:3.7%
- 全く重要だと思わない:0.0%
- わからない/答えられない:1.8%


■うち70.9%が、地域の遊び場に対して「子どもが自分で選んで自由に遊べる環境」を重視

 Q5で「非常に重要だと思う」「やや重要だと思う」と回答した方に、「Q6.あなたがお子さまの成長や発達にとって重要だと思う、地域の遊び場施設の要素を教えてください。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「子どもが自分で選んで自由に遊べる環境」が70.9%、「年齢の異なる子ども同士の交流機会」が54.4%、「広々とした遊びのスペース」が54.4%という回答となりました。

Q6.あなたがお子さまの成長や発達にとって重要だと思う、地域の遊び場施設の要素を教えてください。(複数回答)

- 子どもが自分で選んで自由に遊べる環境:70.9%
- 年齢の異なる子ども同士の交流機会:54.4%
- 広々とした遊びのスペース:54.4%
- 様々な感覚(触覚・聴覚・視覚など)を刺激する遊び:49.5%
- 安全性への配慮:43.7%
- 木製や自然素材を使った遊具:35.0%
- スタッフによる見守りやサポート:21.4%
- 保護者同士が交流できる環境:18.4%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:2.9%


■その理由、「家庭では体験できない活動ができるから」「子どもの五感や感性が育つから」が約6割にのぼる

 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した要素が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「家庭では体験できない活動ができるから」が56.0%、「子どもの五感や感性が育つから」が55.0%、「安全・安心して遊べる環境が確保されるから」が48.0%という回答となりました。

Q7.Q6で回答した要素が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)

- 家庭では体験できない活動ができるから:56.0%
- 子どもの五感や感性が育つから:55.0%
- 安全・安心して遊べる環境が確保されるから:48.0%
- 社会性やコミュニケーション能力が育つから:46.0%
- 自主性や創造性が育つから:42.0%
- 様々な年齢の子どもと関わる経験ができるから:42.0%
- 親が安心して子どもを遊ばせられるから:38.0%
- 子どもの発達段階に合った刺激が得られるから:31.0%
- 子どもが自分のペースで成長できるから:23.0%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:2.0%


■地域の遊び場の利用による保護者自身の変化、「子どもの新たな一面を発見できた」「他の保護者と知り合い交流が生まれた」が上位

 「Q8.地域の遊び場施設を利用して、保護者であるあなた自身にどのような変化や効果がありましたか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「子どもの新たな一面を発見できた」が39.4%、「他の保護者と知り合い交流が生まれた」が33.9%、「子どもとの関わり方について学べた」が
25.7%という回答となりました。

Q8.地域の遊び場施設を利用して、保護者であるあなた自身にどのような変化や効果がありましたか。(複数回答)

- 子どもの新たな一面を発見できた:39.4%
- 他の保護者と知り合い交流が生まれた:33.9%
- 子どもとの関わり方について学べた:25.7%
- 子育ての負担感や不安が軽減した:24.8%
- 子育てに関する情報が得られた:18.3%
- 地域に居場所ができた実感が得られた:15.6%
- 子育ての悩みを相談する場ができた:14.7%
- 自分の時間を持つことができた:11.0%
- その他:0.0%
- 特に変化や効果は感じていない:13.8%
- わからない/答えられない:8.3%


■「子育てに前向きになった」や「他のお母さんたちとの交流する場面が多くなり、母親になった実感が湧いた」などの声も

 Q8で「特に変化や効果は感じていない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.あなた自身の変化や効果について、具体的な内容があれば教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「子育てに前向きになった」や「他のお母さんたちとの交流する場面が多くなり、母親になった実感が湧いた」など56の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 子どもを客観的に見れて、成長や自宅では見られない姿を見ることができ嬉しく思った。
- 子どもとの遊びの幅が広がった。
- 普段はワンオペ育児で預け先もなく子供と付きっきりだが、地域の交流の場に連れ出すことによって子供の成長が見れたり家に篭りっきりにならない分、家事は少し疎かになるが私自身の気分転換にもなった。
- 他の子ども達の発達が見られる。
- ママ友ができて、育児のストレスを共有できて心が軽くなった。
- 子育てに前向きになった。
- 他のお母さんたちとの交流する場面が多くなり、母親になった実感が湧いた。


■地域の遊び場が持つ価値、「子どもの健全な発達に必要な場所」が66.1%で最多

 「Q10.あなたは、地域の遊び場施設についてどのような価値があると思いますか。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「子どもの健全な発達に必要な場所である」が66.1%、「子育て家庭の孤立防止に役立っている」が42.2%、「地域の子育て環境の充実に貢献している」が39.4%という回答となりました。

Q10.あなたは、地域の遊び場施設についてどのような価値があると思いますか。(複数回答)

- 子どもの健全な発達に必要な場所である:66.1%
- 子育て家庭の孤立防止に役立っている:42.2%
- 地域の子育て環境の充実に貢献している:39.4%
- 子どもの社会性を育む貴重な機会を提供している:36.7%
- 保護者の子育て負担軽減に役立っている:35.8%
- 保護者の情報交換の場として重要である:30.3%
- その他:1.8%
- 特に価値は感じていない:3.7%
- わからない/答えられない:3.7%


■まとめ

 今回は、自治体が運営する遊び場施設の利用経験がある、未就学児・小学校低学年の子どもがいる保護者109名を対象に、地域の遊び場の役割と効果に関する調査を実施しました。

 まず、保護者の約6割が、自治体が運営する遊び場施設を「月1回以上」利用しており、約9割が、自治体が運営する地域の遊び場を「子どもが自由に遊べる場所」として活用していることがわかりました。また、94.5%が、地域の遊び場は「子どもの成長や発達にとって重要」と回答しており、うち70.9%が、「子どもが自分で選んで自由に遊べる環境」を重視しています。さらに、地域の遊び場の利用による保護者自身の変化として、「子どもの新たな一面を発見」(39.4%)や「他の保護者との交流」(33.9%)などが挙げられました。最後に、地域の遊び場が持つ価値では、「子どもの健全な発達に必要な場所」が66.1%で最も多く、次いで「子育て家庭の孤立防止に役立っている」が42.2%でした。

 今回の調査では、地域の遊び場施設が子どもの発達と保護者支援の両面で大きな役割を果たしていることが明らかになりました。少子化・核家族化が進む現代社会において異年齢の子ども同士が自然に交流し、社会性を育む機会は貴重になりつつあります。同時に、子育ての孤立化が深刻化する中で、保護者同士がつながり、情報を共有できる場へのニーズも高まっています。地域の遊び場施設は、こうした社会的課題に応える「単なる遊び場を超えた社会資源」として機能していることが確認されました。今後は、子どもが主体的に遊びを選択できる環境整備や、異年齢または国籍の違いや障害の有無などを越えたインクルーシブな交流を促進する仕組みづくりなど、より質の高い運営が求められます。

本調査のダウンロードはこちら:https://bit.ly/3FPA3Bp

■「子ねくとラボ」について



「子ねくとラボ」は、「子ども+Nursery(保育)+Education(教育)・Entertainment(エンターテインメント)+Creation(創造)+Trend(トレンド)」の要素から構成された、子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクトです。子育てや保育に関する「調査レポート」や「ニュース/記事」、また「子ねくとラボ」が提供しているサービスについて発信しております。




事業名   :子ねくとラボ
事業責任者 :末廣 剛
URL   :https://konnect-labo.jp/
サービス内容:・選ばれる園づくりコンサルティングサービス
       ・保育施設向け研修&巡回サービス
       ・保育専門実証実験 コーディネートサービス
       ・スタートアップ支援サービス

■会社概要

会社名  :株式会社 明日香
設立   :1994年8月30日
代表取締役:萩野 吉俗
所在地  :東京都文京区小石川5丁目2番2号 明日香ビル3F
事業内容 :■保育室の設置・運営(院内保育室、企業内保育室、認可保育所)
      ■地方自治体と連携した子育て支援事業
      (児童館、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、こども広場等の運営)
      ■保育に関わる人材の派遣・紹介
      (保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士など)
      ■訪問型子育て支援
      (ベビー・キッズシッターサービス、家事代行サービス、地方自治体の委託業務)
      ■保育施設向け研修・巡回支援
      ■新規保育事業の開発及びコンサルティング
URL   :https://www.g-asuka.co.jp/

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