2022年、金武町伊芸の住宅の窓ガラスが割れ近くで銃弾の一部が見つかった事件について、警察は2025年6月23日、容疑者を特定できないまま器物損壊の疑いで那覇地方検察庁に書類送検しました。

2022年7月、アメリカ軍キャンプハンセンの演習場に隣接する金武町伊芸区で住宅の窓ガラスが割れ、網戸との間から長さ5センチの「弾芯」と呼ばれる銃弾の一部が見つかりました。

住民からの刑事告発を受けた警察は、事件の前日に射撃訓練が行われていたキャンプハンセンに立ち入り、聞き取り調査を行ったほか、弾芯を鑑定するなどして捜査を続けてきました。

その結果、見つかったのは重機関銃で使用される銃弾の弾芯と分かりましたが、アメリカ軍のものかや、実際に発射されたものかについては特定できていません。

こうしたなか、器物損壊罪の時効となる3年が経過するのを前に、警察は容疑者を特定出来ないまま器物損壊の容疑で事件を那覇地方検察庁に書類送検しました。

沖縄テレビ
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