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プレスリリース配信元:INSTANTROOM株式会社

リモート案件は92.3%




2025年最新のフリーランスの「Reactエンジニア案件の調査レポート」を発表します。
25,695件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。

■調査サマリー
・React案件の平均年収927万円
・リモート案件は92.3%
・React案件の占有率は全体の10.89%


■目次
React案件の平均年収
Reactの案件数
React案件のリモートワーク比率
React案件の多い業界
React案件の職種
Reactの特徴
Reactで作れるもの
Reactスキルの市場価値

調査対象
フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-175)に掲載されたReact求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。
・対象期間
2024年2月1月~2025年6月23日
・対象件数:
 25,695件
※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。
出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-175


React案件の平均年収
平均年収927万円(言語年収ランキング6位)



React案件の平均月額単価は77.2万円、平均年収は927万円で、フレームワーク別の年収ランキング6位です。この高単価を支えるのはコンポーネント指向による保守性と、SPA開発を高速化する豊富なエコシステムです。

Next.jsやRemixでのSSR・SSG、GraphQLやReact Server Componentsによるデータ最適化案件が、ECやSaaSで増加しています。

Jamstackやクラウドネイティブといった開発環境が普及してきたことで、VercelやAWS Amplifyによる自動CI/CDが整っており、地方在住でもリモートで高報酬が狙えます。加えて、Go言語製のesbuildやRust製ビルドツールのswc、Turbopackさらに、WebAssembly活用がReactの描画性能と開発体験を底上げし、ゲームやFinTechでもReact採用が進んでいます。

今後もフレームワークの成熟とTypeScript普及により需要は伸び、報酬水準のさらなる向上が期待できます。


Reactの案件数
案件数(案件比率) 10.89% (案件数ランキング1位)



React案件は市場全体の10.89%を占め、フレームワーク別の案件数ランキングでは1位です。平均月額単価は77.2万円とフロントエンド領域で高水準を保ち、豊富なコンポーネント設計とNext.jsやRemixによるSSR・SSG対応が、ECやSaaSを中心に需要を牽引しています。

最近では、Go言語製のビルドツールであるesbuildやRust言語製のswcやTurbopackが導入され、WebAssemblyによる描画速度向上も進んでいます。特にFinTechやゲーム領域では、高性能なReactアプリケーションの需要が高まっています。

Jamstackやクラウドネイティブ環境での開発が主流となり、CI/CDパイプラインが整備されたリモート案件が多いため、地方在住エンジニアでも高単価案件に参画しやすい状況が続くと見込まれます。


React案件のリモートワーク比率



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-175

2025年6月時点のReactフリーランス案件・求人におけるリモートワーク比率は、フルリモートが40.7%、一部リモートが51.6%、常駐が7.6%です。フルリモートは前月比+0.8%増加、一部リモートは-1.9%減少した一方、常駐は+1.1%増加しています。

ReactはNext.jsやRemixを用いたSSG・SSR対応のモダンフロントエンド開発が主流で、クラウドネイティブなホスティング基盤により環境構築が標準化されています。

CI/CDパイプラインがVercelやAWSAmplifyで自動化され、Figma→Storybook連携やPlaywrightによるE2Eテストが整備しやすいことから、地理的制約を受けず分散チームでも品質を担保しやすい状況です。Jamstack採用の拡大に伴いフルリモート案件はさらに増加し、常駐比率は一層低下すると見込まれます。


React案件の多い業界
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-175

React案件はサービスが5.23%(1,343件)で最多となり、Webサービスが5.11%(1,312件)、ECが1.49%(382件)、SaaSが1.35%(348件)、通信が1.18%(304件)と続き、上位5業界で約14%を占めています。

サービス・Webサービス領域では、Next.jsによるSSRやStorybookで構築するデザインシステムが標準化され、Rust製のswcやTurbopackによる高速ビルドがUX改善サイクルを加速しています。ECでは、ヘッドレスコマース基盤にReactとGraphQLを組み合わせ、パーソナライズ施策をリアルタイムに展開する案件が増加中です。

SaaSでは、マイクロフロントエンドとWebAssemblyを活用し、画像変換や暗号化処理をブラウザ側で実行してサーバーコストを抑える事例が注目されています。通信業界では、5Gトラフィック分析ダッシュボードをReactとWebAssemblyで高フレームレート描画する需要が高まっています。
Jamstackと自動CI/CDが広く浸透しているため、地方在住エンジニアでもリモートで参画しやすい点も特色です。


React案件の職種
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-175

React案件の職種ではフロントエンドエンジニアが21.23%(5,456件)で最多となり、インフラエンジニアが20.70%(5,318件)、バックエンドエンジニアが17.12%(4,400件)、サーバーサイドエンジニアが15.73%(4,041件)、アプリエンジニアが8.01%(2,057件)と続きます。

フロントエンド・サーバーサイドではNext.jsやRemixを用いたSSR・SSGとGraphQLのBFFが主流で、Rust実装swcやTurbopackによる高速ビルドとTypeScriptの型安全性で高性能SPAを実現します。エッジレンダリングやStreamingSSRがECやSaaSで広がり、デザインシステムとアクセシビリティ対応が評価されています。

インフラ領域はVercelやAWSAmplifyを軸にIaCとGitHubActionsで継続的デプロイを自動化し、WebVitals監視とCanaryReleaseでUXを最適化します。SREはEdgeFunctionsでリージョン分散処理を担い、低レイテンシを確保します。

アプリ領域ではReactNativeやExpoでクロスプラットフォーム開発を行い、Rust×Wasmモジュールで画像加工や暗号化を端末側へオフロードする事例が増えています。クラウドネイティブとマイクロフロントエンドの浸透によりReactエンジニアはリモートでも高単価を維持しやすい状況です。


Reactの特徴
Reactは宣言的UIを実装するJavaScriptライブラリで、コンポーネント指向とVirtual DOMにより再利用性と描画性能を両立します。Hooksで状態管理と副作用制御を簡潔に記述でき、型安全なTypeScriptとの親和性も高いです。

React 18ではConcurrent FeaturesとServer Componentsが追加され、大規模SPAやSSRアプリケーションの応答性が向上しました。業界では、Next.jsやRemixを活用したSSG・ISRがECやSaaSで標準化され、BFFにGraphQLやtRPCを用いたデータフェッチ最適化が進んでいます。

さらに、Rust製のswcやTurbopackによる高速バンドル、WebAssemblyでの画像処理や計算処理の最適化が加わり、FinTechやゲームなど高パフォーマンスが必要な領域でも採用が拡大しています。Jamstackとマイクロフロントエンド、GitHub ActionsやVercelによる自動CI/CDが普及し、リモート分散チームでもデザインシステムとE2Eテストを統合した高速な開発サイクルを実現しています。

ReactエコシステムはWebAssemblyやEdge Computingと連携しながら進化を続けており、これらのスキルを持つエンジニアの市場価値は今後も高まる見通しです。


Reactで作れるもの
ReactはSPA、PWA、SSR・SSG対応のヘッドレスコマースフロント、リアルタイム可視化ダッシュボード、ライブ配信プラットフォーム、Electronデスクトップアプリ、React Nativeモバイルアプリ、React Three Fiberによる3D体験、WebAssembly連携ゲームUIなど、多彩なUIを構築できます。

Virtual DOMとコンポーネント指向が高速更新と部品再利用を実現し、Hooks、Concurrent Features、Server Componentsで状態管理とレンダリングを効率化します。GraphQLやtRPCによるBFF、Rust製のswc・Turbopackの高速バンドル、WebAssemblyによる計算処理の最適化によってパフォーマンスを向上させ、Vercel・Netlify・GitHub ActionsとStorybook・Chromaticの自動検証がCI/CDを支えます。

EC、FinTech、SaaS、教育、ヘルスケア、メタバース領域では、マイクロフロントエンドとEdge Functionsを組み合わせたリアルタイムUXニーズが高まり、Reactエンジニアの需要と単価は上昇傾向です。Jamstack普及とフルリモート開発が拡大し、地方在住でも国際案件に参画しやすく、市場価値は今後も高まり続けます。


Reactスキルの市場価値
Reactスキルはモダンフロントエンド開発の中核技術として、極めて高い市場価値を持ちます。
本調査では平均年収927万円でフレームワーク別6位、案件比率10.89%で1位と、報酬と案件数の両面で際立っています。

働き方を見ると、フルリモートが40.7%、一部リモートが51.6%(合計92.3%)で、常駐は7.6%にとどまり、リモート中心のワークスタイルが定着しています。
業界別では、サービスが5.23%、Webサービスが5.11%、ECが1.49%、SaaSが1.35%、通信が1.18%と、デジタルプロダクト領域に集中しています。

職種では、フロントエンドエンジニアが21.23%、インフラエンジニアが20.70%、バックエンドエンジニアが17.12%、サーバーサイドエンジニアが15.73%、アプリエンジニアが8.01%となり、Next.jsやTypeScriptを活用したフロントエンド開発に加え、KubernetesやDockerによるコンテナ化、AWS/GCPでのクラウドインフラ構築、Terraform/Ansibleによるインフラ自動化が需要を牽引しています。
宣言的UIとコンポーネントの再利用性、JamstackとEdge Functions、WebAssembly連携による高パフォーマンスが評価され、地方在住エンジニアでも高単価案件へ参画しやすい環境が整備されています。

Reactエンジニアは、EC、FinTech、メタバースなど成長分野を支える重要人材として、今後も高単価を維持できる見込みです。


■「フリーランスボード」について
「フリーランスボード」は2024年より展開するフリーランスエンジニア・ITフリーランス向け求人・案件が掲載されている、国内最大級の案件検索サイトです。

現在、100社以上※1のフリーランスエージェント様(https://freelance-board.com/agents)と業務提携を行っており、検索可能な求人・案件数は23万件以上で国内最大規模となっております。
※1:案件掲載準備中エージェントを含みます。

フリーランスエンジニアやITフリーランスの皆様はフリーランスエージェントや案件サイトごとに案件検索や会員登録を行うことなく、フリーランスボード上で案件・求人情報(https://freelance-board.com/jobs)を検索しワンストップで仕事探しができます。



■サービスURL:https://freelance-board.com/

▼iOS版アプリのダウンロードはこちらから
(QRコードからもアプリがダウンロードいただけます)
https://apps.apple.com/jp/app/フリーランスボード-エンジニアの求人-案件-副業検索アプリ/id6740894216
配信開始日:2025年6月5日
ジャンル:ビジネス
対応機種:iOS 15.6以上
価格:無料




■会社概要
会社名:INSTANTROOM株式会社
代表者:代表取締役 曽根弘介
所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6
設立 :2021年3月31日
URL :https://instantroom.co.jp/
事業 :
・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/
・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/
・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/
・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/

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