6月23日の慰霊の日を前に、糸満市摩文仁にある平和祈念公園には22日朝早くから遺族が訪れ、亡き肉親を思い手を合わせていました。

平和祈念公園にある平和の礎には、沖縄戦などで犠牲になった24万人あまりの名前が刻まれています。

23日の「慰霊の日」を前に戦争体験者や遺族が訪れ、礎の前で手を合わせていました。

沖縄戦で父親を亡くした山里全正さん(90歳):
(父は)役所から招集されて南部で亡くなっているけれどどこで亡くなっているかわからない。人の気持ちをみんな変えますからね戦争は。戦争だけは絶対だめ

肉親が戦争で亡くなったことを子どもたちに説明する家族もみられました。

小橋川栞帆さん(10歳):
おじいちゃんのお父さんと妹の名前に(手を合わせた)。平和な暮らしになってほしいと思います

平和祈念公園では23日、沖縄全戦没者追悼式が執り行われます。

沖縄テレビ
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