県内有数の大麦の産地として知られる石巻市では、今シーズン初めてとなる等級検査が行われました。

石巻市高木にある「JAいしのまき」の倉庫には、市内で収穫されたホワイトファイバーという品種の大麦、約80トンが持ち込まれました。
検査員が、硬さや水分量などを確認した結果、1等の比率は全体の約2割で、規格外に格付けされたものはありませんでした。

今シーズンは、穂が出る4月下旬以降の天候に恵まれたことから、生育は順調だということです。

生産者
「例年通りの質でとれて良かったと思います。物価も上がっているし、収量を多くしてより良いものをいくらかでも安く皆さんにお渡しできたらなと思っています」

JAいしのまき管内では、大麦の収穫は今月いっぱい行われる予定で、「もち麦」などに加工されます。

仙台放送
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