イランの地下核施設を唯一破壊できるとされる大型爆弾を運ぶアメリカ軍のB2ステルス戦略爆撃機が、アメリカ中西部の空軍基地を離陸し、太平洋に向かったと複数の現地メディアが報じました。

ウォールストリート・ジャーナルは21日、B2ステルス爆撃機がミズーリ州の空軍基地を離陸し太平洋に向かったと伝えました。

爆撃機は、アメリカ軍が保有する重さ約14トンの特殊貫通弾「バンカーバスター」を運搬できる航空機で、トランプ政権がイラン中部フォルドゥにある地下の核施設への攻撃が必要だと判断した場合の準備だとしています。

ただ、爆撃機の移動はトランプ氏が攻撃を決断したことを意味するものではなく、珍しい動きではないとも伝えています。

トランプ氏は、イランへの軍事行動について、2週間の交渉期間を設け核開発を放棄するかどうか対応を見極める考えを示しています。

フジテレビ
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国際取材部
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