広島県を訪問中の天皇皇后両陛下は、原爆養護ホームを訪れ、高齢の被爆者と交流されました。

午後4時前、両陛下は広島市内にある原爆養護ホームを訪問されました。

上皇ご夫妻も2014年に訪問されたこの施設は、介護を必要とする81歳から103歳までの被爆者が生活しています。

両陛下は、入居者に歩み寄り、膝を落として声をかけられました。

陛下は「大変でいらっしゃいましたね」と述べられ、皇后さまは「おいくつでしたか」と話されました。

両陛下は目線を合わせ1人1人と交流し、母を亡くした女性が「二度と戦争が無いように」と話すと陛下は「本当に平和は大切ですね」と頷かれました。

また、愛子さまが大好きと話し涙ぐむ99歳の女性に皇后さまは「愛子に伝えますね」「お元気に100歳の誕生日をお迎え下さいね」と気遣われました。

戦後80年にあたる広島訪問の全ての日程を終え両陛下は20日夜帰京されます。

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