那覇市の中学校で20日、沖縄戦などで撮影された白黒写真をカラー化した写真を使って沖縄戦の歴史を学ぶ授業が行われました。*
寄宮中学校3年生寄宮中学校では戦前・戦中・戦後の沖縄を撮影した白黒写真を、カラー化する活動を続けるホリーニョさんが講演しました。
これは沖縄戦の最中兄弟を背負って避難する母親の姿でカラー化したことで2人が手を握りあう姿が鮮明に浮かび上がりました。
ホリーニョさん講演:
色を塗っていく事で想像すると1枚の写真でもすごく立体的に感じたり、カラー化写真がかつての沖縄に思いを馳せるきっかけになるようなツールというかアイテムなのかな
色彩豊かな写真を通して生徒たちは戦争がどこか遠くで起きたことではないと感じたようでした。
女性生徒:
空が青いとか草木が緑だとか、そういう身近な同じところ、共通点で自分と沖縄戦の距離が縮まる感覚がしていて、この自分の地域の歴史をもっと自ら進んで学んでいきたいなって思います
ホリーニョさんは今後県外でも沖縄戦の歴史を伝えていくことにしています。