京都女子大ら教材開発沖縄建築の特徴的な「花ブロック」をモチーフにした算数の教材が沖縄県内全ての小学校に贈られました。
花ブロックをモチーフにした算数の教材を制作したのは京都女子大学の坂井武司さんと九州ルーテル学院大学の赤井秀行さんです。
沖縄で生まれた建築素材花ブロックは、コンクリートの中に空洞を設け、マツ型やヒシ型などの左右対称の模様が特徴です。
坂井さんは、この左右対称なデザインに着目し、算数の「線対称」や「点対称」の学習に活かせると開発をひらめいたもので、県教育委員会の半嶺教育長に贈りました。
京都女子大学 坂井武司教授:
地域素材でいっぱい活かせるものがあるよね、これをきっかけに先生方が、沖縄の地域独特の素材で教材に活かせるものを見つけてほしい
身近にあるデザインを学びの場に活かした教材は冊子にまとめられ、県内すべての小学校に配布されます。