梅雨明け以降、真夏日が続き、慰霊の日も厳しい暑さが予想されています。

こうした中、沖縄県内では熱中症で救急搬送される人が急増し、2024年の同じ時期の3倍に上っています。

20日も強い日差しが照り付けた沖縄地方はほとんどの地点で気温が30度を超え、このうちうるま市の宮城島では6月の観測史上最高気温となる32.5度を記録しました。

この連日の厳しい暑さに、5月から6月15日にかけて熱中症で救急搬送された人は東京と並んで全国で最も多い304人で2024年の同じ時期の3倍に上っています。

2024年102人各地で慰霊祭が執り行われる23日の慰霊の日も本島地方では最高気温が33℃と予想されていて参列する予定がある場合は帽子や日傘を使用するなど十分な熱中症対策を心がける必要があります。

もし、体調に異変を感じたら次のように対応してください。

まずは「涼しい環境への避難」。風通しの良い日陰やクーラーのある室内に移動しましょう。

次に氷や水で首や脇の下、足の付け根など太い血管が通る部位を冷やし体内の熱を逃がしましょう。

そして、スポーツドリングなどで水分と塩分を補給しましょう。

意識がはっきりせず自力で水分をとれない人がいたらすぐに救急車を呼んでください。

この時期は室内でも油断は禁物でエアコンの使用やこまめに水分をとるなど改めて熱中症予防を心がけてください。

沖縄テレビ
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