兵庫県西宮市にある武庫川女子大学は、2027年度から共学化する方針を固めたと発表した。

西宮市の武庫川女子大学は、1949年に創設され、現在、13の学部に9000人以上の学生が在籍する日本最大規模の女子大学だ。
大学によると、定員に対する学生の数は約95%と高い水準の一方、男女格差の課題を解決する教育の必要性や少子化による学生数減少への懸念から、共学化する方針を固めたということだ。

2027年度から大学名は「武庫川大学」となり、一部の学部では設備の整備のため翌年度から共学化する見通しだ。

関西の女子大をめぐっては、定員割れが続いていた京都府の京都ノートルダム女子大学がことし4月、閉学することを発表していて、2000年以降8校が共学になっている。

(関西テレビ「newsランナー」2025年6月17日放送)