慰霊の日を前に6月15日那覇市で、太平洋戦争中に海で犠牲となった人々を祀る海鳴りの像の清掃活動が行われました。
那覇市若狭にある「海鳴りの像」には、先の大戦でアメリカ軍の攻撃により撃沈された疎開船など、25隻の犠牲者1900人あまりの名前が刻まれています。
15日の清掃活動には遺族会のほかに、初めて全日本海員組合が参加しました。
全日本海員組合 柴田哲也沖縄支部長:
慰霊の気持ちは次の世代に伝えないといけない、まずは僕達が動いて継承していかないといけないなという思い
戦時遭難船舶遺族会 大城敬人会長代行:
この戦争でものすごくたくさんの船員のみなさんが亡くなっているんです。(初めて)海員組合のみなさんが今回協力してくれることは非常に嬉しいこと
海鳴りの像では23日に慰霊祭が執り行われます。