前町長の県議転出に伴う宝達志水町長選挙は15日投票が行われ、午後8時に締め切られた。投票率は68.49%と選挙戦となった2021年より8.54ポイント低くなっている。

投票率は2021年選挙より大幅減
宝達志水町長選挙に立候補しているのは届出順にいずれも新人で元副町長の高下栄次候補と前副町長の松榮忍候補の2人だ。

投票は午前7時から町内10カ所の投票所で一斉に始まった。投票率は68.49%で選挙戦となった2021年と比べて8.54ポイント下回った。

高下元副町長が初当選果たす
開票は午後9時から始まり、午後9時45分現在で開票率は100%となった。
高下栄次候補 4030票
松榮忍候補 2896票
この結果、元副町長の高下栄次氏が初当選を果たした。
高下氏は元農林水産省の官僚で、2019年から3年間、副町長として宝達志水町に出向していた。町議会多数派の一部から支援を受け、これまで続いた稲村系や本吉系といった政争の街には戻さないと中立的な立場を主張した。
高下さんは「自分の持てる力を全て出して、町のために粉骨砕身、働きたいと思います。」と語った。
高下氏の任期は15日から4年間だ。
(石川テレビ)