奥能登の病院を統合し、能登空港近くに整備する予定の新しい病院。大きな課題となっている新病院で出産を行うかどうかを議論する会合が初めて開かれました。
統合新病院をめぐっては先月の検討会で、県が示した「新病院に出産機能を設けない」とする案に自治体から反発の声が上がっています。
12日は、産科や小児科に特化した分科会の初会合が開かれ、自治体や病院の関係者など約30人が出席しました。
この中で県は新病院に助産師を配置して妊婦の検診や産後ケアを行い、出産はリスクに応じて七尾市の病院や県立中央病院で行う医療体制を改めて提示しました。
会合は非公開で行われ県の提案のほか新病院で出産機能を持たせた場合の医師の確保策やリスクの少ない出産だけを新病院で行う方策などについて議論を交わしたと言うことです。
部門別分科会(産科医療・小児科医療)谷内江昭宏座長:
「地元で出産が出来ることを重視する行政の方々の意見と、何よりも安全を重視する医療関係者の意見ではそのままではすり合わない状況はあります。どういう解決策があるかという最終的なところまでまだ至っていないと思うんです。意見の交換といくつかの工夫を詰めていくことによって出来るのではないかなと思っていますし、やらなければいけないと思います。」
山野知事は8月に予定している次の検討会までには結論を出すとしていて議論の行方が注目されます。