インド西部で旅客機が離陸直後に墜落した事故で、航空会社は乗客・乗員242人のうち生存者は1人で、241人が死亡したと発表しました。

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12日午後、インド西部のアーメダバード空港近くで242人を乗せた旅客機が離陸から約30秒で市街地に墜落しました。

墜落したのはイギリス・ロンドン近郊、ガトウィック空港行きのエア・インディア171便、ボーイング787型機で、エア・インディアは日本時間13日午前、乗客・乗員242人のうち241人が死亡し、生存者1人が病院で手当を受けていると発表しました。

搭乗者の家族は「きょうだいがこの飛行機でロンドンに向かっていた。ロンドンに着く前に墜落してしまった」と話しました。

乗客はインド国籍169人、イギリス国籍53人などで、在インド日本大使館は日本人はいないとしています。

また地元メディアは機体が墜落した際に医科大学の宿舎に激突して学生5人が死亡し、多くの負傷者が出ていると報じました。

航空機を追跡する民間のウェブサイトによりますと、機体は事故の2日前、羽田空港とインド・デリーの往復便に使用されていて、当局が事故原因を調べています。

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