福井市特産の「金福すいか」と「銀福すいか」の出荷を前に10日、JAの施設で目ぞろえ会が行われ、20軒ほどの農家が出来栄えを確認しました。
黄色い皮で赤い果肉の「金福すいか」はまろやかな甘味、緑色の皮で黄色い果肉の「銀福すいか」は強い甘みとさわやかな酸味で、どちらも種が少ないのが特徴です。
目ぞろえ会では農家が糖度の検査を受け、今年の出来栄えを確認しました。「金福すいか」の糖度は13.7度で、通常の大玉スイカを約2度も上回ります。
竹内慶行記者:
「赤い身の金福すいか、いただきます!甘い!食感もシャリっとしています。続いて、黄色い身の銀福すいか、いただきます!こっちも甘い!さわやかな酸味も感じます!」
福井市の担当者は「今年は尻割れも少なく気候にも恵まれて豊作。金福も銀福も皮の際まで甘いので、強い糖度を皮際まで楽しんでほしい」と話しています。
今年は金福すいかは7500個、銀福すいかは2500個の出荷を見込んでいます。価格はどちらも1個3000円から4000円ほどで、県内のJA直売所やスーパーなどで販売されるほか、県外にも出荷されます。