プレスリリース配信元:Biz Hits
ボーナスの使い道に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、働く男女501人を対象に「ボーナスの使い道に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
ボーナスは働く人の楽しみです。しかし物価高や将来不安が続く中では、ボーナスの使い道に悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits採用特化Web広告運用代行サービス( https://bizhits-websaiyou.com/ )は、働く男女501人に「ボーナスの使い道」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、株式会社 FP STYLE( https://www.fpstyle.co.jp/ )代表の松田梓氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits採用特化Web広告運用代行サービス」の公式サイトURL( https://bizhits-websaiyou.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:働いている人
調査期間:2025年4月7日~11日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:501人(女性284人/男性217人)
回答者の年代:20代 20.4%/30代 40.1%/40代 25.1%/50代以上 14.4%
【調査結果サマリー】
・次のボーナスの使い道1位は「貯蓄」
・次のボーナスで本当は使いたいけど我慢するものは「旅行」
・ボーナス額の平均は34.9万円
次のボーナスの使い道1位は「貯蓄」
働いている501人に「次のボーナスの使い道」を聞いたところ、1位は「貯蓄に回す(29.9%)」、僅差の2位は「旅行に行く(29.5%)」でした。3位には「投資に回す(10.0%)」がランクインしています。
大きく「貯蓄などの堅実志向」と「旅行などの娯楽志向」に分かれましたが、今回のアンケートでは堅実志向がやや多くなっています。ただ、すべてを貯金に回したり旅行・娯楽に回したりするのではなく、一定額を旅行に使って、残りを貯金する人も。
また「各種返済に回す」「生活費の補填」という回答からは、普段の給料では生活が厳しい人もいることが伺えます。
<1位 貯蓄に回す>
・現在収入が安定していないため、万が一のための貯蓄(20代 男性)
・老後が心配だから(30代 女性)
・子どもの教育費がかかるから(40代 女性)
「将来への備え」や「経済的な不安感」を理由として、ボーナスを貯蓄に回す人が多くなりました。楽しみを優先するのではなく、生活を守ることを優先しているのですね。経済的な不安の背景には、「低収入」「収入の不安定さ」などがあります。
一方、子どもの教育費、結婚資金、住宅購入費など、個別の目的があって貯蓄に回している人もいます。
<2位 旅行に行く>
・まとまったお金があるから、節約しないで心から楽しめる(20代 女性)
・子どもとの思い出をたくさん作りたいので(30代 女性)
・温泉旅行が趣味なのですが資金不足なので、足しにします(50代以上 男性)
ボーナスの使い道としては旅行も人気。旅行を「頑張った自分へのご褒美」「趣味のひとつ」「人生の楽しみ」「家族団らんの貴重な機会」と考えている人も多いからですね。
旅行にしっかりお金をかけることで、「節約しないで心ゆくまで楽しめる」「移動が快適になる」などのメリットがあります。楽しさやワクワク感を重視した使い方です。
<3位 投資に回す>
・将来のことも考え貯蓄だけでなく投資もしているが、毎月では少額でしか投資できないから、普段よりも多く投資に回したいと思う(20代 男性)
・飲食企業の株をねらっており、まとまった金額が必要なため(30代 男性)
・銀行口座に入れておくと、使ってしまうから。投資に回しておくと、後で増えていくから(30代 女性)
貯金ではなかなかお金が増えないと考える層を中心に、投資も人気があります。
利益を増やそうと思うとまとまった元手が必要になるので、ボーナスを投資に回す人も多いとわかります。つまり、日常生活の中ではまとまった額を投資に回せないという人も多いのですね。
「使ってしまうから投資に回す」という意見もあり、お金を管理する工夫として、投資を取り入れている人もいるとわかりました。具体的な投資先としては、投資信託・株式・仮装通貨などが挙げられています。
<4位 家電を購入する>
・今使っている縦型洗濯機が古くなっており、買い換えるなら乾燥機能もついているドラム式洗濯機がいいなと思っていたから(20代 女性)
・趣味というほどではないですが、家電が好きなので、楽しめる生活をしたいからです(40代 男性)
・テレビが壊れてしまって1ヶ月。夏のボーナスで買いたいと思っています(50代以上 女性)
洗濯機・冷蔵庫などの大型家電や、テレビなどのオーディオ家電は高価です。そのため、ボーナスを待って購入する人も多いとわかりました。そろそろ家電を買い替えたいと思ったとき、ボーナスのタイミングを活用している人も多いのですね。
家電購入を楽しみにしている人もいましたが、多くの人にとって実用性の高い使い道であることから、優先されやすい消費であると推測できます。
<5位 パソコンを購入する>
・副業をスマホだけでしていたが、スマホだけでできる仕事に限界を感じたから(20代 女性)
・スペックの高いものに変えたい(30代 男性)
・欲しいのを我慢しているので(50代以上 男性)
具体的には「ゲーミングパソコンが欲しい」「仕事用のパソコンを買う」などの回答がありました。
スペックの高いパソコンを購入することとで、副業・在宅勤務の効率化ができます。スペックが高いほど価格も高くなる傾向なので、ボーナスを待って購入する人も多いとわかります。
<6位 各種返済に回す>
・奨学金の返済。早く楽になりたいから(20代 女性)
・一気に返済が進むので、車のローンに使います(30代 女性)
・住宅ローンの繰り上げ返済。金利が上がってきているから(50代以上 男性)
具体的には、奨学金・車のローン・住宅ローンなどの返済が挙がっています。
利子付きの場合、返済期間が長くなるほど返済総額は増えてしまいます。ボーナスを使って今ある不安を減らしたいという人も多いとわかります。
<7位 生活費の補填>
・給料が低すぎて毎月赤字なので(30代 女性)
・物価高で、ボーナスから生活費も回さないと厳しい(30代 男性)
「給料が低い」「物価高で生活が厳しい」という意見が寄せられ、日々のやりくりの苦しさが見られます。ボーナスがあっても、楽しみや投資に回す余裕はない人もいることがわかりました。
「ボーナスがないと、年間通して赤字になる」「ボーナスがあって、ようやく黒字にできる」など、日々何とか暮らしていくためにボーナスを使う人もいます。
次のボーナスで本当は使いたいけど我慢するものは「旅行」
「次のボーナスで本当は使いたいけど我慢するもの」と聞いたところ、ダントツは「旅行に行く(31.9%)」でした。2位「スマホを買う(11.4%)」、3位「パソコンを買う(8.0%)」が続きます。
アンケートからわかる「我慢されやすいもの」の特徴は、娯楽性が高く、高額で、生活に不可欠ではない消費である点です。例えば、旅行・洋服・バッグなどは、余裕がないと後回しにされやすくなります。
一方スマホや家電は必需品ですが、高額ですし、「まだ使えるものがある場合は、先送りしてもOK」と考えやすい出費です。
<1位 旅行に行く>
・海外旅行に行きたいけれど、時間とお金の両方が必要なので我慢しています(30代 男性)
・本当は海外旅行でハワイに行きたかったけど、ボーナス1回分じゃ足りないので(30代 女性)
・旅行をしたいと考えていますが、いろいろと物価が高いので、我慢しています(40代 男性)
旅行は高額で娯楽性が高く、日常生活に直結しないことから、消費を我慢される代表格です。とくに海外旅行は金銭面だけではなく、時間の面でもハードルが高いことから、諦める人も多くなりました。社会人には「ボーナスで長い旅行に行きたいけど、休みが取りづらい」という事情があるからです。
また行き先が遠い場合や贅沢な旅にしたい場合には、「ボーナス1回分では予算に足りない」という理由もあります。
<2位 スマホを買う>
・最新スマホ。現在画面にひびがはいっているものの、最近本体代が高いのと旅行費のほうが優先度は高いため(30代 女性)
・スマホが古いのでいつか買い換えたいとは思っていますが、今はスマホより子どもや家族のために使いたいので、「今は我慢」と思いながら数年経過しています(30代 女性)
・新しいスマホ。4~5年経っているが、かろうじて1日充電がもつので、今は我慢かと思います(40代 男性)
スマホは現代における必需品のひとつです。しかし「買い換えたいけど、今すぐじゃなくてもいいかな」と考える人が多くなりました。
そもそもすでにスマホを持っている人が多く、古くなっていても、故障していない限りは何とか使えるからですね。我慢すれば使えるため、優先度の高い消費に負けてしまいます。
なお本体価格が高額であることも、買い替えを延期する理由のひとつです。
<3位 パソコンを買う>
・自分用のパソコン購入(30代 男性)
・新しいPC。もうすぐ5年を超えるけれど、PCの買取はないため(50代以上 女性)
パソコンもスマホと同様に高額な商品なので、使えるうちは「まだ使える」「買い換えはあとでいい」と判断されがちです。とくに自分用のパソコンだと、「仕事上の必需品で、どうしても今のままではスペックが足りない」といった強い動機がないと、後回しにされやすくなると考えられます。
パソコンの購入が仕事効率をアップするための投資にあたることも多いですが、実際には見送る人も多くなりました。
<4位 家電を買う>
・高額だけど必要な買い物。例えば掃除機などの必需品(30代 女性)
・美容家電が欲しかったのですが、我慢しようと思っています(30代 女性)
・冷蔵庫がそろそろ危ないので買い替えようかと考えていましたが、旅行を優先したいのでもう少し我慢です(30代 女性)
家電は「必要だがもう持っているので、今すぐでなくても困らない」というものです。スマホやパソコンに近いですね。そのため、実際には買い替え時期でも、まだ動くからもう少し使おうと判断する人もいます。
また美容家電のように生活必需品ではないものは、なくても何とかなるという理由で後回しにされやすいです。
<5位 洋服を買う>
・衣服、アクセサリーなど生活に不必要なもの(30代 女性)
・洋服。欲しいけど、我慢です(40代 女性)
・高級なファッションアイテム(50代以上 男性)
新しい洋服は、今すぐなくても困らないものとして、削られやすい出費です。流行遅れであったり多少気に入らなかったりしても、使えなくはありません。
とくに高級ファッションアイテムやアクセサリーなどの宝飾品は、高価で自己満足の側面もあるので、家族優先や実用優先で後回しにする人も多いと考えられます。
<6位 推し活に使う>
・好きなアーティストのライブ(20代 男性)
・推しのグッズが欲しいけど、我慢(20代 女性)
・ライブ遠征(30代 女性)
推し活は趣味と自己表現の場であり、人生に不可欠という人もいます。しかし食費や日用品といった生活必需品ではないので、金銭的に余裕がないと後回しにされやすい分野でもあります。
そのため、行きたい気持ちや推しに会いたい気持ちと現実の財布事情の間で我慢を強いられる人もいました。
<7位 バッグを買う>
・自分のご褒美としてバッグが欲しかった(20代 女性)
・ブランドのバッグが欲しいけど、旅行を優先します(30代 女性)
バッグ購入を自分へのご褒美と捉えている人も多いようです。頻繁に長く使い、コーディネートの中でも目立つものなので、「自分のためにちょっといいものを」と考える人も多いからです。
しかしブランドバッグや高級な素材を使ったバッグとなると、ボーナスを丸ごと使ってしまうほど高額になる可能性も。そのため他の消費と天秤にかけて、我慢する人も多くなりました。
ボーナス額の平均は34.9万円
ボーナス額の平均値は34.9万円。ただしボリュームゾーンは「10万円超20万円以下」でした。
今回のアンケートでは、堅実な消費が目立ち、スマホや家電の購入を我慢する人が多くいました。背景には、ボーナスが20万円以下などで「ボーナスが生活費や小規模な買い物で消えてしまう層が多かった」ことがあると考えられます。
まとめ
ボーナスの使い道としては、貯蓄と旅行がほぼ並ぶ結果となりましたが、全体としては堅実志向が優勢でした。実際に「旅行に行きたいけれど我慢する」という人が多くなっています。心の中では「ボーナスで楽しみたい」と思っていても、現実では節約を優先する人も多いのですね。
ボーナス額は「30万円未満」が全体の約60%で、高額な消費や贅沢は難しい層が多いことも原因だと考えられます。
▽松田梓氏の考察
20代~50代は結婚・出産・住宅購入などライフイベントが集中し、支出が多くなる半面、日々を充実させたいと考える人が多く、ボーナスの使い道にもその特徴が表れています。
「次のボーナスの使い道」は「貯蓄」と「旅行」が全体の約6割となり、将来への不安に備えつつ、今を楽しみたいという気持ちが読み取れます。一方で、「各種返済に回す」、「生活費の補填」という声もあり、物価高騰の今、ボーナス頼みの家計も増えているようです。
「使いたいけれど我慢しているもの」は圧倒的に「旅行」でした。かつてはボーナスの使い道として定番の旅行でしたが、物価高騰や円安などの影響から、我慢する人が増えていることが分かります。ボーナスは“贅沢”や“楽しみ”に使うものか、“安心”、“堅実”な使い方へ変わってきているようです。
▽監修者紹介
松田梓/株式会社 FP STYLE 代表
2019 年にファイナンシャルプランナーとして独立。
金融商品売らないFPとして中立的な立場で個人の家計相談を行うほか、上場企業のIR支援や、企業の従業員向けマネー研修等を幅広く行う。
会社HP:https://www.fpstyle.co.jp/
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■株式会社ビズヒッツについて
当社では、求人サイトをはじめ、人材支援サービスやビジネスメディアを運営。
また、上記サービスを運営する中で得た知識と経験を元にコンサルティング業務も行っております。
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■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
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