アメリカのトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ和平交渉について「即時の和平につながるようなものではなかった」とコメントしました。

トランプ氏は自身のSNSで4日、プーチン氏とウクライナの戦闘をめぐって電話会談したことを明らかにしました。

会談のなかでトランプ氏は、ロシアの空軍基地に対するウクライナの大規模な一斉攻撃などについても話し合い、「プーチン氏が非常に強い口調で反撃しなければならないと言っていた」「有意義だったが、即時の和平につながるようなものではなかった」と振り返りました。

一方、ロシアのウシャコフ大統領補佐官によりますと、会談のなかでプーチン氏は、ウクライナがロシアの民間施設や市民に攻撃を仕掛けているとして、ウクライナ側が和平交渉を頓挫させようとしていると主張したことを明らかにしました。

両国は今週末に捕虜交換をすることで合意していますが、ウクライナが求めている停戦を含む和平交渉の行方は難航が予想されます。

フジテレビ
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国際取材部
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