東急不動産が販売した分譲マンションに耐震性などの問題が確認されたことをめぐり、一部の住民が建て替えなどを求めて提訴しました。
問題となっているのは、1998年に完成した東京・世田谷区の分譲マンションです。
訴状によりますと、耐震性などに問題が確認されたことから、販売元の東急不動産は、2021年に住民に建て替えを提案しましたが、2024年3月、突然この方針を撤回したということです。
住民ら6人は4日、建て替えをとりやめたのは不当だとして、東急不動産に建て替える義務があることの確認などを求めて、東京地裁に提訴しました。
原告・三身太郎さん:
不誠実なやり方に納得がいかない。
東急不動産は「訴状が届いてないので、コメントは差し控える」としています。