23日の慰霊の日を前に沖縄戦とは何だったのか、現代を生きる高校生たちが考えました。

嘉手納高校の平和学習講演会に登壇したうなぁ沖縄の玉城直美代表は、80年前の沖縄のように地上戦が始まったことを想像し小さなガマと大きなガマのどちらに、また誰と逃げるのかシミュレーションしてほしいと生徒たちに問いかけました。

嘉手納高校の生徒:
(1緒に逃げるのは)おばあさんだったら、昔の戦争の記憶があって、どれだけ生きることが大事かとかわかるから生き残れると思った

玉城代表は読谷村にある強制集団死いわゆる集団自決が起きたチビチリガマとほとんどの住民が助かったシムクガマの歴史に触れ誰と逃げるか、どこに逃げたかで生死が分かれたと説明しました。

うなぁ沖縄 玉城直美代表:
親が自分の子どもを本当に殺したかったかというと決してそうではなかった。その事実を伝えないと苦しい事実、だって親族が親族を殺した、みんなが知っている中でみんなが隠していた事実をちゃんと公開して、戦争を2度と起こしてはいけないとみんなに伝えようと決心してチビチリガマは公開されるようになっています

体験者の証言の朗読や平和のメッセージを込めた手話パフォーマンスも行われ、高校生たちは戦争のない世界のために何ができるかを考えました。

沖縄テレビ
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