兵庫県の斎藤知事はきょう=4日の定例記者会見で、元県民局長の私的な情報を当時の総務部長が漏えいしたと認定されたことを受け、自身を「3カ月間50パーセントの減給処分」とする方針であることについて、県議会から「不十分」「認められない」という意見が出ていることについて、「指摘は真摯に受け止めるが、減給処分で理解してもらえるよう努めていきたい」と述べました。

■「ご指摘は真摯に受けとめたい」「ご理解いただけるよう努めたい」

4日の定例記者会見で斎藤知事は、まず「50パーセントの減給」という処分にした根拠について聞かれ、次のように述べました。

【斎藤知事】「今回県保有情報が漏えいしてしまったということの責任というものを、しっかり受けとめておりますので、そういった意味で『給与の半額カット』というものが1つの考え方として、ありましたので、今現在30パーセントのカットをさせていただいてますので、今回追加でやりますけど、20パーセントのカットさせていただくということで、自分としては、そういった対応をさしていただきたいというふうに思う」

そして、県議会の会派の一部から、処分について「不十分」「認められない」という声が上がっていることについては「理解してもらえるよう努めたい」と述べました。

【斎藤知事】「様々なご指摘があるということは当然あると思いますけども、そういったご指摘は真摯に受けとめたいというふうに思います。

私としては今回、(給与の)50パーセントの減額措置によって、組織の長としての一定の身の処し方をさせていただきたいということですので、引き続きご理解いただけるように努めていきたいというふうに思います」

関西テレビ
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