兵庫県の斎藤知事は、県幹部による情報漏えいの責任を取るためとして、自身の給与をカットする条例案を県議会に提出しました。
【兵庫県 斎藤元彦知事】「保有文書を適正に管理すべき立場にある組織の長として責任を重く受け止め」
斎藤知事は6日午前、兵庫県議会に自身の給与を3カ月間50パーセントカットする条例案を提出しました。
斎藤知事の疑惑を告発した元県民局長の私的な情報を当時の総務部長が漏えいしたと第三者委員会が認定したことなどを受けたものです。
一方で漏えいは「知事らの指示だった可能性が高い」との指摘については、斎藤知事は否定していて、真相が解明されない中での議案提出となりました。
県議会では「責任の取り方が不十分」と反対の声も多く、12日の閉会日に可決されるのかが焦点となります。