3メガバンクがATMの共同化に向けて検討していることがわかりました。
ATMの共同利用を巡っては、2019年に三菱UFJ銀行と三井住友銀行が取り組みをスタートしていて、店舗外ATMではいずれのキャッシュカードでも「引き出し」や「振り込み」が可能で、手数料も一部無料化されています。
関係者によりますと、この枠組みにみずほ銀行が加わり、3メガバンクが一体となってATMの共同化を進める検討に入ったということです。
具体的な実施時期は未定ですが、今後、システムやサービス内容などの課題について協議を進めます。
ATMは、キャッシュレス化に伴い利用者が減る一方、銀行にとっては維持管理費用が負担になっていて、共同化でコストを減らす狙いがあります。