宮城県白石市の官製談合事件で、山田市長は有罪判決を言い渡された職員を懲戒免職処分にし、幹部職員を集めて再発防止を呼びかけました。
白石市 山田裕一市長
「白石市の信用は失墜したが、ここから再度、市民や関係者の信頼を取り戻せるように取り組んでいきたい」
白石市の山田裕一市長は6月3日、幹部職員30人を前に訓示し、官製談合事件に関与した職員を懲戒免職処分にしたことを報告しました。
この事件はおととし9月、上下水道事業所の当時の係長が工事の予定価格を業者に漏らし、落札させたなどの罪に問われたものです。仙台地裁は5月、職員に懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
白石市は8月末までに再発防止策をまとめることにしています。