富山県内の消防士の救助技術の向上を目的に、日頃の訓練の成果を競い合う大会が富山市で開かれました。
この大会は災害時に適切な救助活動が行えるよう技術の向上をめざし、毎年に開かれているものです。
今年は、県内全ての25消防署から合わせて179人が参加し、日ごろの訓練の成果を出そうと、個人と団体の6種目でスピードと確実性を競いあいました。
山岳遭難での救出を想定した「引揚救助」では、隊員たちが互いに声を出し合い、連携を高めるようにしていました。
また、安全ロープを装着し、高さ15メートルのはしごを駆け上がる「はしご登はん」なども行われ、隊員たちは仲間の大きな声援を受けながら真剣に取り組んでいました。