島根県浜田市に工場の建設を予定している福岡県の水産会社が進出を前に、市内の小中学校の給食に看板商品の「アジフライ」を贈りました。
子どもたちがおいしそうにほお張るのはアジフライ。
浜田市の国府小学校の給食の時間です。
2028年度までに浜田市に工場の建設を予定している福岡県の水産会社「三陽」が進出を前に、自社の商品に親しんでもらおうと市内の小中学校に約5300枚のアジフライを贈りました。
株式会社三陽・高橋利明代表取締役社長:
子どもさんたちの食育と、今後浜田市にお世話になりますので、(浜田市の)どんちっちアジもありますけど、九州のアジもおいしいということをお子様たちから発信していただければ助かるなと思っております。
アジフライは、市内の小中学校23校で、6月2日と3日の給食の一品として提供されました。
児童:
おいしいです。普通のよりやわらかい。
児童:
おいしいです。外側はカリっとしているんですけど、中側がやわらかいからおいしかったです。
児童からは大好評。
余ったアジフライをめぐって、じゃんけん大会が繰り広げられる人気ぶりでした。
「三陽」の新工場は2028年度に完成、2029年3月までに操業を始める計画で、アジフライなどの加工品を生産するということです。