福岡県大木町で15年前、元警察官を銃撃したとして殺人未遂の罪に問われている暴力団幹部の男らの初公判が開かれました。

殺人未遂の罪に問われているのは、指定暴力団「道仁会」の幹部、堤修平被告(71)と道仁会系の組幹部、末松大輔被告(45)です。

起訴状などによりますと堤被告らは2010年2月、大木町で、当時対立抗争中だった暴力団幹部と間違えて福岡県警の元警部補の男性を銃撃し、右足に3発命中させて殺害しようとしたとされています。

3日の初公判で2人はいずれも起訴内容について「黙秘します」と述べ、弁護側は無罪を主張しました。

一方、検察側は冒頭陳述で「犯行の2カ月前から被害者の身辺調査などを行っており組織的犯行」などと指摘しました。

テレビ西日本
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