6月2日に岩手県奥州市で住宅や車庫など合わせて4棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
2日午後6時45分ごろ、奥州市衣川の無職の男性（72）から、ごみ焼きの火が小屋と母屋に延焼しそうだと消防に通報がありました。
火は約3時間半後に消し止められましたが、男性の住宅のほか敷地内にあった車庫や作業小屋など合わせて4棟が全焼しました。
また住宅の居室部分の焼け跡から1人の遺体が見つかっています。
警察と消防によりますと、男性は1人暮らしで、出火当時は自宅の中にある固定電話から消防へ通報していたことがわかっているということです。
火事の後、男性と連絡が取れていないことから、警察は遺体は逃げ遅れた男性の可能性もあるとみて身元の特定を急ぐとともに、3日に実況見分をして火事の詳しい原因を調べることにしています。
