岩手県一関市は災害で避難する際に支援が必要な障がい者や高齢者など109人分の個人情報を掲載した名簿について、行政区長らが紛失したおそれがあることを明らかにしました。

一関市によりますと、地域の行政区長や自主防災組織の代表などは、災害時に避難する際支援が必要な「要支援者」などの名簿を普段から所有していました。

市ではその名簿の情報を更新しようと、5月27日から29日にかけて行政区長などに確認するよう求めたところ、名簿を所有するはずの6人から「見当たらない」との報告を受けました。

見当たらなくなっている名簿には、住所・氏名・電話番号など109人分の個人情報が掲載されているということです。

また市によると名簿の所有者のうち約800人については、現時点で紛失していないかの確認ができていないということです。

市では名簿の所持について確認を急ぐとともに、再発防止の取り組みを徹底するとしています。

岩手めんこいテレビ
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