80年前の沖縄戦で日本軍の司令部壕が置かれた首里城周辺に残る戦跡を巡る平和学習が31日行われました。
県平和祈念資料館が主催したフィールドワークにはおよそ100人が参加し平和ガイドの解説を聞きながら首里の戦跡を巡りました。
首里城の地下にあった第32軍司令部壕は日本軍が撤退後にアメリカ軍による詳細な調査が行われ、現在はその資料を基に発掘調査が行われていることが説明されました。
このほか、戦時下で新聞の制作が行われた留魂壕などを見て回りました。
▽参加者:
(首里城の)表面は平和な感じですけど地下の方に行くと悲惨な戦争があったんだなということが実感できると思います
▽参加者:
結構分かりにくいところにも色々あったりして沖縄戦が全域にあったんだなと思ったし残していかないといけないなと思いました
参加者は80年前の戦場を想像しながら平和の尊さをかみしめていました。