岩手県高校総体のバレーボール競技が花巻市で開かれていて、5月30日はシード校が初戦を迎えました。
このうち盛岡南高校と不来方高校が統合した南昌みらい高校の男子が、初の公式戦に臨みました。
第2シードの南昌みらいは、ユニフォームに袖を通すのも公式戦では30日が初めてとなります。
南昌みらい(3年) 平賀永清主将
「盛岡南と不来方で、もともとはバラバラだったけど、初めてユニフォームがそろって心が一つになった」
初戦の相手は1回戦をストレート勝ちし勢いに乗る盛岡農業です。
最初の得点は不来方出身でエースの松浦、躍動感あふれるプレーでチームを鼓舞します。
対する盛岡農業も粘りのバレーで食らいつき、第1セット中盤まで競り合う展開になりました。
それでも地力に勝る南昌みらいが徐々に突き放します。
高さのあるブロックやスピードを生かしたコンビバレーなど、不来方・盛岡南の伝統を受け継いだプレーで第1セットを先取(25対16)。
勢いそのままに第2セットも25対16で奪い、南昌みらいがセットカウント2対0で勝利しました。
南昌みらい(3年) 平賀永清主将
「それぞれの良さがあると思うので、いいところをそれぞれピックアップして一つのチームにしていきたい」
南昌みらい 相馬高志監督
「いろんな思いがあるなと思っている中で、緊張感は感じていた。徐々にいいプレーが出てたので本来のバレーが最後はできた。いいスタートが切れたと思う」
さらに南昌みらいは3回戦で千厩を破りベスト8に駒を進めました。
県高総体バレーボールは30日に男女ベスト8が出そろい、6月1日に決勝を迎えます。