2023年度に福井県民が出した1人当たりのごみの量が、統計開始以降、最も少なかったことが県の調べで分かりました。
県によりますと、2023年度の県民1人当たりの1日のごみの排出量は830グラムで、全国平均より9グラム多かったものの、記録が残る1989年度以降最も少なくなりました。
県内での2023年度のごみ総排出量は22万9000トン余りで、前年度に比べて1万5000トン余り減少。自治体別で見ても、17市町の全てで前年度から減少しています。
その要因として、県循環社会推進課は▼物価高による消費抑制▼ぺーパーレス化の促進
▼県民のごみ削減意識の向上などを挙げています。
