夫婦が希望した場合に、それぞれ結婚前の名字を名乗れる選択的夫婦別姓を導入する法案が、28年ぶりに国会で審議入りした。

審議入りしたのは、立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓の導入法案と、日本維新の会が提出した同姓を維持しつつ旧姓の使用を法的に規定する法案の合わせて3本。

夫婦別姓に関する法案が審議されるのは、1997年以来、28年ぶり。

立憲・黒岩衆議院議員:
多様な意見を出して審議するというのは非常に価値が高い。国民の理解をさらに深めていきたい、そのスタートだと思っています。

法案は来週、衆議院法務委員会で本格審議に入るが、各党の隔たりは大きい上、意見の割れている自民党は採決を避けたい考えで、今国会では成立しない見通し。