東京・江戸川区の工事現場で起きた爆発火災で、地中に埋められ爆発の原因となったガスボンベに「1964年」に検査を合格したことを示す刻印があったことがわかった。

27日、江戸川区東葛西で、10人が負傷し38棟に被害が及んだ爆発火災では、工事現場の地中約50センチの深さから長さ1メートルほどのガスボンベが見つかり、中身は可燃性の「アセチレンガス」だったことが確認されている。

その後の捜査で、ガスボンベには61年前の「1964年11月」に安全性の検査に合格したことを示す刻印があったことがわかった。

現場は約40年間、駐車場として使われていた場所で警視庁は長い期間、ガスボンベが埋められていたとみて調べている。
(「Live News α」5月29日放送より)