市街地を走り抜けるレース開催

日本初となるモーターレースが島根・江津市で開催された。
地域活性化のため7年かけて企画されたこのイベント、その意外な開催場所とは。

江津市で行われた「A1市街地グランプリGOTSU2020」。
レンタルカートという最大時速60kmのカートを使用したレース。

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今回のレースの舞台はJR江津駅の目の前の市街地を通る公道。市街地の公道を使ってのカートレースとしては日本初。

JR江津駅前の国道9号線を含む1周約780mを決勝では20周し、順位を争った。

このレースは、江津市の企業などが地元の活性化を目指し、東京にある任意団体と実行委員会を立ち上げ、7年前から準備を進めてきた。

観客:
かっこよかった

観客:
スピードが速くて迫力があった、想像以上だった。日本で初だと聞いたのでどんなのかと思ったらすごかった

観客:
コースの距離を増やしたりとかして、もっと大がかりに。目指せ日本のモナコ

元F3プロレーサーもイベントに参加

今回レースに参加したのは、プロやレース経験者など事務局が選んだ11人。
その中で特別な思いを持つドライバーがいた。

益田市で会社を経営している永瀬貴史さん。
今回、唯一の県内出身の選手で、かつてF3で活躍した元プロレーサー。

益田市在住・永瀬貴史さん:
楽しんでいるお客さんや熱い思いで見ているスタッフに手を振って楽しんでもらえたらという思いで走った

コロナ禍で落ち込む地元・島根を元気にしたいという思いから参加を決意した。
久しぶりのレースだったこともあり、順位は11人中8位だった。

地域活性化として手応えを感じた主催者たち

益田市在住・永瀬貴史さん:
島根県民のみなさんにこういうイベントを通して元気を与えることができれば

地域の活性化を目指す実行委員会では、当初レースへの一般参加や地域外からの誘客も計画していたが、今回は新型コロナの影響で規模を縮小しての開催となった。それでも次への手応えを感じていた。

A1グランプリ大会実行委員会・森下幸生さん:
江津という街の名前であったり、どういう街なのかを全国の皆様にお届けできたと思う。それがまた次の新しい形を生んでいく。そういった環境が、この街に植え付けられたのは間違いない

日本で初めて開催したこのレースを一つの種に、地域活性化の可能性を広げようとしている。

(TSKさんいん中央テレビ)