美浜町が運営する小中学生を対象とした公設塾で、22日夜、自分で決めたテーマについて探究している子供たちの発表会が開かれました。発表を聞いた大人たちも真剣にアドバイスしていました。
     
美浜町が運営する公設塾「放課後教室サン」は、「宇宙」や「建築」など月ごとに変わるテーマ別の授業や、空き家問題などの地域課題を通して、子供たちの探究心を育むことを目的に2年前に開設されました。現在、町内の小中学生約60人が通っています。
 
22日は、自分たちが興味関心を持ったテーマについて4月から探究している小中学生8人が、地元の高校生や学校の教諭、経営者らを前に中間発表を行いました。
 
「昆虫食のいい所をもっと調べる。昆虫食をつくる」、子供たちは昆虫食やオリジナルのかまぼこづくりなど、研究しているプロジェクトの途中経過について発表し、その内容について高校生や大人たちからアドバイスを受けていました。

発表した生徒は「いろいろなアドバイスをもらって考え方も変わったし自信がついた」と話していました。
 
アドバイザーの一人は「子供たち自身が自分のやりたいことにまっすぐな気持ちが伝わってきた。これから調べていく内容について自分も協力できたらと思う」と期待を声にします。
 
子供たちは引き続き企画内容を掘り下げていき、7月下旬に行われる最終発表会に臨むということです。
       

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。