『かくかくしかじか』が公開となった5月16日、原作者で脚本を担当した東村アキコさんに話を聞くことができた。「宮崎の人に見てほしい」と熱い気持ちを語ってくれた。
『かくかくしかじか』に込めた思い
Q.『かくかくしかじか』の公開で宮崎が盛り上がっている。
東村アキコさん:
本当にありがたいです。監督や大泉さんやらみんなに言っときます、「宮崎は横断幕を掲げているそうです」って、きょう言います。

Q.『かくかくしかじか』は思い入れのある作品?
自伝なんで、私そのものをかいた作品なんで。私の分身、私の一番の代表作ですね、そういう意味では。皆さんにも恩師っていると思う、お世話になった人、不義理をした人、そういう人のことを思い出してというのが私のこの映画を作った意味。

そして宮崎の人へのメッセージを求めると東村節が炸裂した。
東村アキコさん:
宮崎のみなさん、本当にしつこいとお思いでしょうが、できれば親戚とか同級生とか職場の人、あまりこの映画を知らなかったり、私に興味がない人でもですね、「なんかトム・クルーズの映画やっちょるから見に行こうか」って言ってですね、「ミッションインポッシブルみたいなのやっちょるよ」って言って誘ってですね、「いっぱいじゃが」と「こっちはあいてるよ」という感じで、どうにか誘導して『かくかくしかじか』の方にだまくらかして連れてってもらえないかなと、ぜひお願いします。
(テレビ宮崎)