戦争の悲惨さや命の尊さを伝えるために浦添市の小学校で21日、浦添市教育委員会の教育長が、沖縄戦を題材にした一人芝居を披露しました。
浦添市の港川小学校で、沖縄戦を題材にした一人芝居「いくさゆーぬゆっかぬひー」を披露したのは銘苅健教育長です。
芝居は、小学生の孫に祖父が自らの戦争体験を語る設定で、妻や子どもを亡くした悲しみや、平和への願いを伝えるもので脚本も教育長自ら手掛けました。
児童:
喧嘩をしないでみんなで仲良く過ごそうと思いました
児童:
戦争のこととかをちゃんと知ってこれから過ごしたいと思いました
浦添市教育委員会 銘苅健教育長:
命というのが自分だけの命ではなくて、沢山の祖先を通じて、そしてまたこれから自分が次の命をということをしっかり繋げていくということを、子ども達に分かっていただけたら良かったかなということで演じてみました
児童たちは平和な社会を作っていくために、自分たちにできることについて考えをめぐらせていました。