山形県内の各地でクマの出没が相次いでいて、山形市内でも5月18日だけで4件目撃された。山形市の佐藤市長は19日の会見で、あらためて市民に注意を呼びかけた。

山菜採り・山登り時には音を鳴らして警戒を
山形県内で頻発するクマの出没に対し、県は5月8日にクマ出没注意報を出した。

山形市内でも、5月18日だけでみはらしの丘で2件、松原・谷柏で1件ずつ、計4件のクマの目撃情報があった。
山形市の佐藤市長は「ちょうどいま山菜採りやみなさんが山を歩く機会が多い。そうした際には、鈴や音楽を鳴らしながら気をつけて備えてほしい」と市民に注意を呼びかけた。

大型ショッピングモール・住宅街にも出没
山形市では4月に入って以降11件の目撃情報があり、みはらしの丘など人が多い地域でもクマが出没している。

クマと出合わないためには、早朝や夜間の外出をなるべく控えることや、家の周りに生ごみなどを放置しないことが有効。

山形市では、猟友会などと連携してクマへの警戒を強化していくという。
(さくらんぼテレビ)