沖縄県内で相次ぐ特殊詐欺の被害を防ごうと、糸満市の小学生が注意を呼び掛けるチラシを作成しました。
糸満市の米須小学校では、家族や身近な人を特殊詐欺の被害から守ろうと、6年生の児童たちが手書きのメッセージを書いて世界に一枚のチラシ作りに挑戦しました。
久保田斗真さん:
知らない人から電話が来たら一番気を付けてほしいなと思いました。家族などに気を付けてと伝えたい
慶留間仁菜さん:
テレビとかで(特殊詐欺の話が)出てきたらお母さんと一緒に話したりします。電話とかでお金をとられそうな時に気を付けたい
2024年、県内では特殊詐欺が171件発覚していて、被害額はおよそ2億1400万円にのぼり、2025年は2024年を上回るペースで被害が確認されています。
糸満署 伊集守隆署長:
日々(特殊詐欺の)被害が出ているということで何か抑止に向けて出来ないかと。大人や警察官が言うよりも自分の子どもや孫から言われるというのが一番効果があるんじゃないか
児童たちは身近な人が詐欺の被害に遭わないように心を込めて一生懸命チラシを書いていました。