東京・原宿の竹下通りで動物カフェが急増し、外国人観光客から大きな人気を集めている。フェレットやミーアキャット、マイクロブタなどと触れ合える体験が好評で、「ZOO STREET」とも呼ばれている。店の担当者によると、物件や商店街の協力が背景にあると言う。
竹下通りに動物カフェが8店舗
流行の発信地、東京・原宿。今竹下通りで大増殖中なのが動物カフェだ。外国人客がぞっこんだという話題の現場を取材した。

少女の腕の中でぐっすり眠るフェレット。別の男性はミーアキャットを抱きしめ、にやけ顔が止まらない。
男性:
かわいい、すごくかわいいよ。

18日も大盛況の「原宿かわいい動物園」では、ピーンと立った耳が特徴的なキツネの仲間フェネック、まん丸のハリネズミやカピバラと、一度に5種類の動物たちと触れ合える。

オーストラリアからの観光客:
オーストラリアにはない、こんな動物カフェは。動物たちが、かわい過ぎるから。
オーストラリアから来た家族は、ハリネズミとのツーショットを狙う。

オーストラリアからの観光客:
逃げないで、逃げないで!
自分たちの国では体験できない動物たちの触れ合いに、大満足のようだ。
竹下通りに、このような店が増えているのだろうか。

原宿かわいい動物園・鷲優香店長:
すごく増えてると思う。結構最近になって一気に増え始めた印象です。
今原宿の竹下通りには「モフモフ」目当てに、連日人気となっている「サモエドカフェ」をはじめ、8店舗の動物カフェがあり、まさに「ZOO STREET」では?と、話題になっている。
動物の癒やしに外国人客殺到
ミニブタよりもさらに小さいマイクロブタの動物カフェである「mipig cafe 原宿竹下通り店」も人気だ。

アメリカからの観光客:
もう一匹来ました~!
アメリカからの観光客:
ハロー坊ちゃま!

カフェには、シロや茶色など個性豊かな20匹のマイクロブタが駆け回っている。男性グループの元にはなんと7匹が集まっていた。

アイルランドからの観光客:
街を歩くだけで「ブタ見に行こう」「犬見に行こう」とか、すごくいいと思う。
しかし、どうして竹下通りに動物カフェが集中するのだろうか。

mipig cafe広報課・北川史歩さん:
動物を扱うってなってきた際に、物件のNGであったりとか、商店会さんのNGであったりと、多々あったりする中で、街全体のご協力があるからこそ、動物カフェの事業会社がこの場所でお世話になることができているのかな。
流行の発信地・原宿で増殖する動物カフェ。日本ならではの癒やし文化に、外国人たちもメロメロのようだ。
(「イット!」5月19日放送より)