電線が垂れ下がり、傾いた建物。家具も散乱しています 。

お母さん:
ちょっと待って。それ家?

石渡美遊ちゃん:
崩れた家 。

お母さん:
あれじゃん?

ここは、被災地などを再現した防災体験施設。 
そこで防災を学んでいたのは、“スーパー小学生”です。 

石渡美遊ちゃん:
防災士の石渡美遊です。

7歳にして、防災士の資格を持つ石渡美遊ちゃん。 

今年2年生になったばかりの“小学生防災士”です 。

お母さん :
火砕流って何だっけ? 

石渡美遊ちゃん: 
高温の粉体。 

お母さん:
阪神淡路大震災は何型の地震だった? 

石渡美遊ちゃん :
内陸型。

「難しい漢字」や「割合」などに苦戦しながら5回目の試験で見事、防災士に合格しました。 

石渡美遊ちゃん :
漢字が難しかった。たまに諦めようかと思ったけど 。
消防団の人や諦めない人がかっこよかったから諦めなかった。 
自分もみんなも守りたかったから」 

お母さん :
何か困っている人がいたら、そこに飛んでいって 「どうしたの?」ってするタイプなので。

小さい頃から、緊急車両や防災に興味があった美遊ちゃん。 

おじいさんが防災士であることを知り、 “防災士になってみんなを守りたい”と勉強を始めたのです。 

――美遊ちゃんは、防災士としてこれからどんなことをしたいですか? 
石渡美遊ちゃん :
ひらがなで防災について、基本的なことを書いた「子ども向けの絵本」を書きたい。 
まだ保育園に入園していない子は、避難訓練やってないから小さい子に読んでほしい。

防災士としてみんなを守るという美遊ちゃんの活動はあすも続きます 。
(「イット!」 6月17日放送より)