沖縄の本土復帰の内実を問い基地のない平和な島の実現を目指す5・15平和行進が17日行われるのを前に16日那覇市で結団式が行われました。

16日行われた結団式には県の内外からおよそ800人が参加しました。

このなかでは、対馬丸記念館の館長を務める平良次子さんが講演し、戦争の実相を知ることの大切さを伝えました。

参加者は、本土復帰から半世紀以上が経ってもなお過重な基地負担に苦しむ沖縄の現状を実際に肌で感じ、基地のない平和な沖縄を実現しようと訴えました。

教員・福岡から参加:
(歴史の)事実を自分たちも受け止めながら子どもたちと共有して、子どもたちが考えられるように話ができたらいいなと思っています、そういう想いを繋いでいきたいと思って参加します

平和行進は2つのコースに分かれて嘉手納基地と普天間基地の周囲を歩き、17日午後3時半からは「平和とくらしを守る県民大会」が北谷町で予定されています。

沖縄テレビ
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