交通ルールを無視した危険な走行が各地でカメラに捉えられた。埼玉では自転車が車道の右折レーンを堂々と走り、福岡では乗用車が歩道に進入するという信じられない運転が確認されている。いずれも事故には発展しなかったが、危険すぎる運転に遭遇した撮影者は苦言を呈している。
自転車が…堂々右折レーン走行
埼玉・秩父市で6月21日午後1時前、買い物に行く途中で撮影されたのは、車道のど真ん中を走る自転車だった。

しかも走行しているのは、車専用の右折レーンだ。
撮影者は「平然と、我が物顔で、『ここはオレの場所だ』というイメージで走ってきたので、『本当にふざけんな』って感じで」と話した。
さらにすれ違いざまに信じられない行動も見られたという。撮影者によると「こっちをにらんで来ていましたね。『なんだこいつは』と思った」と語っている。

自転車は右折レーンをそのまま右折し、歩道へと入っていった。
ありえない自転車の行動に撮影者は「自転車に乗る方も、しっかり勉強してもらいたいのが正直な話で。こちらも危ないのでちゃんとルールを守ってもらいたいと思う」と話している。
車が歩道を走り抜ける危険行為
一方、福岡市・東区でも6月21日午前9時半頃、「そこは危ない」と声をあげてしまうような無謀な運転が撮影されていた。しかも、こちらは自転車ではない。
右から車線変更してきた黒い車は交差点に近づき、他の車もスピードを落とし始めていた。

次の瞬間、黒い車は左ウインカーを出しながらスピードを上げ、まさかの歩道へ進入した。そして、そのまま左に曲がり、走り去っていった。
後ろを走っていた撮影者は「おなか痛いのか、急いでいるのか。普通の人がすることじゃないなと思った」と話している。
(「イット!」 7月3日放送より)
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